株価の動きから株の買い時や売り時を判断する


2003年から2007年夏にかけて、景気拡大に伴って世界的に株価が順調に上昇しました。 日本の株式市場でも、日経平均株価が18000円台まで上昇するなど、久々に息の長い上昇相場になりました。 しかし、2007年後半からはサブプライムローン問題が表面化し、株価は急激に下落トレンドに入りました。 2008年10月にはリーマン・ブラザーズの破綻の影響で世界同時株安が発生しました。



タイミング次第で、上手く儲かることもあれば、大きく損をすることもあり、売買タイミングの判断は非常に重要なポイントです。 これから株で長期的に利益を上げていくためには、勘に頼るのではなく、科学的な方法を使って成功率を高めていくことが必要です。 そこで重要なのが、テクニカル分析という手法です。 テクニカル分析は、株価の動きから株の買い時や売り時を判断しようというものです。




過去の株価データを分析すると、いろいろな法則性を見つけることができます。 その法則に従って売買すれば、成功率が上がるのではないか、という考え方をするわけです。 最近では、ネット証券の口座があれば、多くのリアルタイムチャートが利用できます。 ただし、何でもかんでも使えばよいというわけではありません。

リアルタイムチャートや指標にはそれぞれ長所と短所がありますので、相場局面や目的に合わせてそれらを選び、正しい使い方をしなければなりません。 そこでこのサイトでは、チャート分析の基本に加えて、広く使われている35の主要なテクニカル指標の特徴と使い方、それらを利用した株の買い時の判断方法についてわかりやすく解説しています。 ネット証券やテクニカル分析ソフトなどで利用できる指標の中で、主なものは網羅しています。

株式投資でよく行われている分析手法として、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。 ファンダメンタルズ分析は、企業の業績や財務などの定量的なデータや、経営方針などの定性的なデータから、投資対象の銘柄を選定する手法です。 業績が順調に推移している企業ほど、株価の勢いもある傾向がありますので、良い投資対象を選ぶためには、業績の分析は欠かせません。



ただ、優良銘柄であっても、株価が上がりきった後で買ってしまっては儲けることができません。 そこで、Technical analysisをチャートで利用します。 Technical analysisは、過去の株価の推移を元にして、現在の水準は割高なのか割安なのかということを解析するものです。 通常は、株価や出来高の動きをグラフにした株価チャートや、テクニカル指標を中心として解析を行っていきます。

バブルでの日本の株式市場は、右肩上がりで推移しますので、一度株を買って持ち続ければ利益が出ます。 あれこれと分析にそって売買を細かく繰り返すと、かえって儲け損ねることが多いのです。 しかし、バブル崩壊後の日本の株式市場は一進一退を繰り返しました。 リーマン・ブラザーズの破綻を契機とした世界同時株安の影響で、2008年10月には日経平均株価が26年ぶりの安値をつけています。